IIJmioからOCN モバイル ONEにMNPしてみた

雑記

はじめに

2020年5月、mineoからIIJmioに乗り換えました。半年間の基本料金値下げや10分通話定額オプション割引も終わり、mineo時代と比べると朝・昼の混雑時間の通信速度が、かなり遅く改善も期待薄なため、次なる格安SIMへの変更を行うこととしました。docomoのahamoはとても魅力的ですがまだ先のことですし、端末も欲しかったりするのでその辺も考慮してとりあえず一度MNPしておくことにしました。

現在我が家の携帯契約事情

今現在の我が家の携帯契約状況をまとめます。5人家族で月6,940円ですから大手3社と比べれば大幅に固定費が削減できています。なお、妻はメールアドレスがかわると困るためdocomoから脱却することができません。子供にデータSIMでスマホを持たせていたりもするのでIIJmioのファミリーシェアプラン(SIMカードが3枚までは追加料金なし)という契約形態はかなり効率が良いです。他社のプランだとなかなかそういった契約ができるところが少ないのでMNPをするうえでそこをどうするのかがポイントになりました。

家族 端末
(Antutuスコア)
契約 月額(円・税抜) 備考
本人 iPhone 8
(26万)
IIJmioファミリーシェアプラン docomo音声 2,560+700 = 3,260 -1,280円/月の特典終了後の価格。
SIM3枚まで同料金。
毎月9GBほど利用。
モバイルSuicaのためFelicaが必須。
iPhone 6S
(18万)
docomo ギガライト + 5分定額通話 2,980+700 = 3,680 Step1(1GB以下)で概ね間に合う。
docomoじゃなきゃヤダ。
iPhoneじゃなきゃムリ。
長男(中2) Rakuten Mini
(9万)
Rakuten UN-LIMIT 0 無料期間中。
自宅に楽天電波届かず。
通話は使わずLineのみ。
パケットも通話もほぼ使わず持て余し気味。
次男(中2) iPhone 6S
(18万)
IIJmioファミリーシェアプラン
auデータ
0 お下がりiPhone。
通話は使わずLineのみ。
ほぼパケット使わず。
三男(年長) なし なし 0 まだキッズスマホも不要。
家族共用 Android
(17万)
IIJmioファミリーシェアプラン
auデータ
0 自宅でタブレット替わり。
Androidアプリ開発用。
旅行時に車で利用。
ほぼパケット使わず。
我が家の携帯契約事情

変更内容

端末とキャリアの決定

2年契約前提で端末0円の時代は普通にiPhoneを使っていましたが、私自身はApple信者ではないのでiPhoneへのこだわりはありません。妻 のiPhone 6sがそろそろ限界、私はもう少し大きな画面のスマホに変えたいということから、私がAndroidの新規端末を入手し、妻にiPhone8をお下がりするという方針としました。端末は、今最もコストパフォーマンスに優れるであろうSnapdragon 720Gを搭載した、Sharp AQUOS Sense4に狙いを定めて検討しました。iPhone8と比べると正直性能的には似たようなものですが。画面サイズは大きくなり、バッテリーの持ちがかなり良くなり、価格もリーズなぶるなのが選定理由です。私のiPhone8は2年半の利用で既にバッテリーが85%まで弱っていて1日持たない日があります。通勤で往復2時間ワイヤレスで音楽を聴き、通勤電車の中でChrome、SmatNewsなどで情報収集してといった用途で普通に1日持ってくれれば問題ないのでAQUOS Sense4であれば余裕でしょう。なお、ゲームはやらないのでスペック的にも電池的にもライトユースです。端末が決まったので、次はキャリアです。購入段階でトータル(初期費用・月額利用料などの割引キャンペーンを加味)でお得に入手できるのはBIGLOBEモバイルでしたが、ポイントでの還元で後からの換金が面倒なので止めました。2番目にお得なOCN モバイル ONEは現金値引きでそれなりに値引かれるうえ、回線のパフォーマンスに関して評判が良い点で決定しました。また、私は楽天ポイントの経済圏にずぶずぶなので楽天のgoo Simsellerでキャンペーン価格で端末が提供されていたのも後押しになりました(Biglobeモバイルとの価格差が少なくなる)。

もう一回線

IIJmioのファミリーシェアプランをやめてしまうと次男の回線もなくなり困ることになります。家族共用で利用しているAndroid端末は自宅のWifiで運用できれば問題ない状況なので、追加で次男の回線を維持する必要があります。次男の回線はLine利用を前提にしているので、SMSが付いているデータSIMの必要があります。ほぼすべてのMVNOでau回線データプランの場合SMSが自動で付帯しますが、docomo回線では追加料金がかかるのが一般的です。OCNモバイルOneはdocomo回線しかし扱っておらず、低価格・少パケット量のSMS付データSIMが提供されていません。また、容量シェアの追加SIMもSMS付データSIMで520円と全くいけてません。私の目的に合致しているのはIIJmioの従量プラン(1GBまで480円でSMS付)とイオンモバイルのデータプラン(1GB、480円でSMS付)のどちらかで、その辺がほぼ最安値圏です。どちらも初期費用1円キャンペーン実施中、IIJioはSIM発行手数料406円、イオンモバイルは初期費用に込みということで格安で利用開始できます。今回はせっかくの機会なので今まで利用経験のないイオンモバイルで契約してみることにしました。

OCN モバイル ONEお得な契約方

これはgoogleで検索すればちょこちょこ出てきますが。OCN モバイル ONEの課金は、

  • 音声対応SIMカードの料金起算月はご契約手続きが完了した日の10日後を含む月(以下「利用開始月」という)とします。
  • OCN モバイル ONEの利用開始初月は無料でご利用いただけます。

というルールです。契約手続きの完了を例えば、12/22日とすると、利用開始月は1/1(12/22の10日後)となります。つまり、利用開始から1月分までの利用料金が無料になります。1月分までは多めのパケットを使う契約にしておき、2月分からは自分の利用量に見合ったパケットの契約に見直すということが可能なのでとても良心的です。繰り越し分も考えたら2月は契約絞ってもよさそうです。(1月を20GB契約で10GB余らせて、2月を1GB契約とした場合は、繰り越し分も合わせて11GBが2月分の利用となる。2カ月目も格安で大量パケットが利用できるので初月無料以上のお得感があります)

収支

以下のとおりで、約1万7千円でキャリア変更、新規端末入手を実現することができ、月々の利用料金も下げられそう方向です。AQUOS Sense4の相場がおおよそ3万円台半ばなので、ぼちぼちではないでしょうか。やめるにも4000円程度、契約するにも4000円程度かかるので、端末の値引額だけで考えるとそこまで大きくはないですが、それでもお得感のある価格だと思います。

項目 費用(円・税込み)
IIJmio MNP料金 3,300
IIJmio 音声通話機能解除調定金 1,000
Aquos Sense4 (MNPなど割引済み) 13,200
端末の楽天ポイント(10%※もろもろ合わせて) -1,320
OCNモバイルONE 事務手数料 3,300
OCNモバイルONE SIM発行 433
イオンモバイル 事務手数料 1
OCNモバイルONE 1か月分の基本料金
10GBの音声プラン加入として
-3,168
イオンモバイル 1か月分の基本料金の日割り(5日/31日) 80
16,826
収支

以下が今回の結果である黒の太字が変更点です。また、今後は青の太字をさらに進める予定ですが現段階で月額利用料金が5,240円を想定しているのでスタート段階では少し安くなりました。

家族 端末
(Antutuスコア)
契約 月額(円・税抜) 備考
本人 AQUOS Sense 4
(27.5万)
OCN モバイル One
1GB/月コース
1,180 初月特典で20GB/月コースを契約し、後日変更予定。
Rakuten UN-LIMITをDSDVで使って容量を補填する予定
iPhone 8
(26万)
docomo ギガライト + 5分定額通話 2,980+700 = 3,680 Step1(1GB以下)で概ね間に合う。
docomoじゃなきゃヤダ。
iPhoneじゃなきゃムリ。
長男(中2) Rakuten Mini
(9万)
Rakuten UN-LIMIT 0 妻のiPhone 6Sをお下がり、さらに追加でデータSIMを契約する予定
次男(中2) iPhone 6S
(18万)
イオンモバイル
データ1GBプラン
タイプ1・au回線
480 イオンモバイルに変更
三男(年長) なし なし 0 まだキッズスマホも不要。
家族共用 Android
(17万)
なし 0 自宅Wifiでの運用に変更
我が家の携帯契約事情

使用感

1か月弱利用しましたがOCNモバイルOneはIIJmioよりも昼夕の混雑は少ない感じです。MVNO特有の性能劣化はもちろんありますが、遅いな~と思いながらも使える範囲でした。3GBも1480円と他のMVNOより安めなのでお勧めのキャリアですね。Amazon Musicが3か月無料だったり、音楽系サービスのパケットフリーがついていたりと周辺も充実しています。

大手キャリアの新プラン(ahamo,povoなど)やUQモバイルの新プラン(3GBで1480円)が実際に出てくる3月ごろにMVNO各社がどういったプランになるのか。サブブランドと同じ価格だと回線品質的に太刀打ちできないでしょうし、格安SIMを利用しているユーザーはMNPになんの抵抗もないでしょうから、大きく動くかもしれませんね。

おまけ

毎度のことですが、私はスマホをガンガン落とします。ということで、ケース+液晶保護フィルムが必須です。ケースは今回初めて手帳型を購入することにしました。iPhone時代はデザインを見せなきゃiPhoneの意味ないよねということで、透明ガラス+TPUのケースを使っていましたが、今回デザインはどちらでもよいので積極的に保護していく方向にしています。

液晶フィルムは100均で調達できないので、フロント2枚、カメラ2枚の以下セットにしてみました。

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