テレワークの環境改善 「Logicool MX KEYS KX800」

雑記

はじめに

念願のLogicool MX Keysを購入したので早速ブログの記事をタイプしてみることにしました。

私は、HP Spectre x360 13の2019年モデルでコーディング、ブログ記事作成、リモートワークを賄っています。一応HPのフラッグシップノートPCなのでキーボードの感触は悪くありません。バックライトもついてますし、音も静かでスペック的には不満はありません。ではなぜわざわざ外付けのキーボードを買うのかというとノートPCに液晶ディスプレイをつないでデュアルディスプレイの環境で作業をしていると、どうしてもノートPCに前のめりに向かう姿勢でキーボードを叩き、斜め横にあるメインの外部ディスプレイを見ながら仕事をするという、自然ではない姿勢をとらなければなりません。かなり肩が凝ります。これで10時間とか作業し続けると体がバキバキです。ということで、キーボードを別につけることでまっすぐの姿勢でディスプレイに向かえるようになります。ここまですするならデスクトップPCでいいじゃんという気もしますが、そこはやはり外出先でも使えるノートPCにメインの作業環境があるという環境は手放せません。いつでもどこでもスムーズに仕事が始められますし、環境の維持も1台のPCだけで済みます。

キーボード選び

キーボードには、構造が何種類かあり、それぞれの構造のなかでも優劣があります。

  • メンブレン
    最も一般的なデスクトップPC用のキーボードです。厚みが普通にあるタイプの多くはこれです。社給PCや自宅PCでも一番多く使ってきたタイプです。価格帯は中~低でお求めやすいです。
  • パンタグラフ
    ノートPCはほぼこれです。薄型のキーボードが実現できる唯一の構造です。価格は中~低でこちらもお求めやすいです。ちなみに今回購入したMX KEYSはこの方式の最高峰といってよいかと思います。価格も普通のパンタグラフ式キーボードの3倍以上しますがそれだけの価値はあります。
  • メカニカル
    カチャカチャといったキー入力が気持ちの良い高級キーボードのラインです。価格は中~高で色々あり、最近はゲーミングキーボードとして人気のものになります。今回LogicoolのK835にしようかとも悩んだんですが、ノートPCのキーボードを使いすぎていて、背の高い普通のキーボードを打つのが無理でした。ちなみに、K835は比較的低価格帯ですし、カラフルどころか全く光らず地味なたたずまいで、オフィス用にはぴったりです。もっと高級で素晴らしいキーボードも多数出ていますが、どれも背が高いのでいまいちです。また、リモートで打ち合わせしながらキーボード叩くとカチャカチャとした音が結構入るので、その辺も避けました。
  • 静電容量無接点
    キーボードの最高峰でしょうか。有名なREALFORCEシリーズがこれです。エンジニアにも大人気で筆者の周辺でも使用者がいっぱいいます。価格はとても高いです。今どき有線キーボードしかラインナップされてなかったりするのがどうなんだろうな・・・と思ったりしますが、最高のタイピング体験を求めるならこのタイプが良いでしょう。

感想

まずは、見た目からですがかっこいいです。シンプルなデザインでコンパクト、筐体の質感もなかなかです。シンプルなホワイトのバックライトも高級感を演出してくれます。キーボードのバックライトって見た目のためだけだと思うんですが、ゲーミングキーボードのようにカラフルに光られるとさすがにちょっとという感じがしましが、ホワイト系バックライトなので安心です。なお、キー入力するときにに刻印なんて読まないですし、光って暗いところで文字が読めるというのも正直必要ないので、デザイン的に気に入らなかったら意味がないですよね・・・。なお、かっこよさに関しては開封の段階からも一貫しています。外箱をあけた後にビニール袋ではなく白い紙に包まれていたり、付属品の収納箱(レシーバーと充電用のUSB A-Cケーブル、保証書が入っている)の作りだったりも高級感があります。HP Spectre買った時もそう感じましたが、非Appleでもかっこいいなと思わせてくれる商品が増えてますよね。HP Spectreは本体も高級感ありますし、箱も高級感があり、フラッグシップを買ったという満足感を与えてくれます。Macと同じで多少重くてもかっこいい方が良いよね路線です。

次に、使いやすさです。ネットでもキーの中心がくぼんでいてミスタイプが減ったというレビューを多数見ましたが、確かに打ちやすいです。私はタイポに自信があり、あまり入力は正確な方ではない(というかひどい)のですがスラスラ入力できます。キーストロークは浅いですがノートPCに比べたらやや深めで、打鍵感はしっかりとした重さがあり入力している感じがあります。また、配列もごくごく一般的なキーボードなので、社給PCのごくごく一般的なレイアウトのキーボードと行き来しても違和感なく使えます。HP Spectreのキーに比べると多少音がしますが、メカニカルキーボードと比べれば大幅に静かですし、タイプしていて心地よいしっとりとした音です。

その他の周辺機能も解説しておきます。まだ使ってない機能ですが、無線の接続は3台のPCを簡単に切り替えて使えるというのも売りの機能の一つです。Windows/Mac/Linux/iOS/Androidとほぼ全OSサポートです。接続もUSBドングルでのワイヤレスとBluetooth LE両対応です。なお、接続はUSBレシーバーの方が安定すると思っているので、ノートPCとの接続にもBluetoothは使っていません。マウスもLogicoolのBluetoothが使えるものを持っているのですべてBluetoothで使えばUSBレシーバー不要なんですが、Bluetooth接続はたまに引っ掛かりを感じることがあるので出先以外では使っていません。我が家のデスクトップPCもLogicoolのマウスでUSBレシーバーが刺さっているので、リビングにキーボードを運んですぐに接続という使い方もできそうです。

バッテリーの持ちもよいです。スペック的には、バックライトありで5日、無しで5カ月らしいですが、バックライトありのまま使っていますが5日でバッテリー切れにはなりません。1カ月くらいは楽に持っている感じです。充電もType-CなのでノートPCと同じですし、ちょっとの時間さして置けばよいのでノートPCから借用するだけで済み机の上の配線もすっきりします。。最高輝度バックライトをつけっぱなしにして、ひたすらタイプし続けた場合5日で切れるよという感じなんでしょうか、仕事中はマウス操作のみで資料を読んでいることもありますし、いつもキーボードをいつも叩いているわけでもないのでそういった要因で伸びているのかなという気がします。5日毎に充電が必用とかだと面倒で仕方がありませんが、月に1回で済むので全然面倒ではありません。充電電池って大丈夫なのかなと心配している方もいそうですが、まったく問題になりません。充電しながらでも使えますので最悪充電が切れてしまっても仕事が継続できなくなるといったこともありません。

購入先

楽天のLogicool公式ストアでポイント10倍をやるときがあるので楽天経済圏にどっぷりの方はそこで購入するのが良いかと思います。私はこのパターンです。次点はAmazonです。基本10%引きで販売しているのでポイント還元より現金値引きを優先するならそちらが良いでしょう。

まとめ

キーボードはマウスに比べても耐久性が高く長く愛用できる商品ですし、たくさん文字を打つ人にとっては最も重要な入力デバイスなので、ぜひ自分に合った良いものを入手しましょう。やはりそれなりの値段しますし合わなかったらどうしようとか心配になり、私もさんざん悩みましたが、今はもっと早く買っておけばよかったと思っています。

その後

その後半年ほど使いましたが、最初のインプレッションの通り実に良いキーボードです。メカニカルキーボードや静電容量無接点式のキーボードのように「どや」感はありませんが、万人にお勧めできる癖のないタイピング感、コンパクトで無線接続の取り回しの良さ、きちんと持つバッテリー、見た目のかっこよさに、しっとりとしたタイピング音。お値段は結構しますが、それに見合った価値があります。

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