今話題のRakuten Mini

雑記

はじめに

第一回目の1円キャンペーンを実施していた時にRakuten Miniを入手しました。当時はまだ事務手数料3300円、端末料金1円で計3301円で契約することができました。おおむね2万円程度で販売が続いていましたが、現在第二回目の1円販売中です。5000ポイント付与もありますし、事務手数料もなくなっていしているので楽天の大盤振る舞いっぷりは加速しています。少し前のXX Payのポイント還元の時もそうですが、携帯ビジネスモデルも多くの顧客を囲い込まんだものが勝ちになるで第四のキャリアとして戦っていくと決めたからにはこれくらいのキャンペーンは必要なのでしょうし、楽天XX系の様々なサービスへの誘導路としても楽天モバイルという戦略で戦っているとしか考えられない状況です。

今は、Rakuten Handなんかの方が人気が高いですし、一般的にはそちらの方が使いやすいでしょうから、Miniは用途を限定した人向けの端末になります。

購入した目的

当時はコロナ騒動で在宅勤務という状況に置かれていたからです。私の自宅のインターネット環境はマンション共用(240世帯規模で200Mbpsをシェア)で、コロナの影響もあり夕方ぐらいから混雑による速度低下で全く使い物になりません。モバイルWifiルーターを会社の経費で借りようと思いましたが世の中同じような悩みの人ばかりですから、どこに行っても在庫切れで借りられずという状況でした。結局プライベート携帯のディザリングで仕事をしていましたがSkypeで会議すると軽く数百MB分のパケットがなくなるので夕方以降のSkype会議は鬼門でした。

そんな先の見えない状況の中、楽天回線エリア:高速で完全使い放題、パートナー回線エリア:データ容量5GB/月、超過しても1Mbps、利用料も1年無料、さらに端末も1円です。すぐに楽天モバイルの電波マップで自宅が範囲内に入っているか、Rakuten Miniがディザリングできるかを確認し、すぐに申し込んでしまいました。

端末レビュー

で、早速届いたのが下記。今どきのスマフォは白い箱に入っているのが鉄板なんでしょうかね。確実にAppleの影響だと思いますが・・・。なお。箱自体かなり小さく薄いので、すでに小さいぞというオーラが出ています。はい、下の写真じゃわからないですよね・・・。タバコと比較して写真撮ればよかったですよね(吸わないので持っていませんが・・・)。もう箱も捨ててしまっていて、比較写真が作れませんでした。転売ヤーとかではないので箱に興味はなく、端末はしっかり使わせてもらってます。

以下、同梱物です。左からUSB-C-ヘッドフォン端子変換ケーブル、USB-C-USB-Aケーブル、本体、充電器(5V1A)です。充電器が巨大に見えますね・・・。

以下が、手持ちのスマフォとの比較画像です。左から、Rakuten Mini、iPhone 5S、iPhone 6S、HUAWEI nova lite 3です。画面自体はiPhone5Sより一回り小さいくらいですが、本体はそれ以上のサイズ差です。ただ、さすがにこのサイズなのでWebブラウジングしたりといった用途には向きません。

で、いきなり結論です。電話・Lineやメール・おサイフケータイにモバイルSuica入れて気軽にお出かけ的な使い方が想定されているのかなという気がします。あまりスマホを使わないサラリーマンには良いのかもしれませんが、通勤の時間つぶしに使うという用途に対しては、画面が小すぎる、電池の持ちが悪すぎるということで向きません。ディザリングをOnにしてタブレット別で持つとかそういったことも想定しましたが、結局荷物が増えているし常時ディザリングも電池が持たないのでこのシナリオも成り立ちません。ということで私のメインのスマホにするには厳しく使う人を選ぶ端末です。

で、他に何に使おうか考えましたが、これキッズケータイの代わりにちょうど良くない!?という感じています。子供が小学生時代にはキッズケータイを持たせていましたが、小学生の半ばくらいには、キッズケータイをお下がりiPhone 5S (データSIM + Line)に切り替えて運用していました。小学生男子のズボンのポケットにはキッズケータイは入りますが、iPhone 5Sでもちょっと大きく邪魔にされていたのを思い出しました。キッズケータイ代わりだとすれば、電池の持ちは気になりませんし、本体や画面の小ささもメリットです。さらには、子供にお金持たせなくてもおサイフケータイにちょっとチャージしておいてあげれば飲み物やおやつも変えちゃいます。なかなか良い運用方法ではないでしょうか。

対応周波数問題と他社eSIM

なんと、まったく告知せず対応する対応する電波の周波数を2度にわたって変えていたというなかなかのやらかしをしてニュースになった件です。私にも下記のようなメールが届いていていました。(1)が初期型、(2)で対応周波数を追加、(3)でBand1(日本のdocomoなど)をBand4(米国で強い)に変更という修正を積み重ねたようです。海外で使う気のない人は(1)か(2)の端末が良いと思います。Rakuten miniはeSIMですが、国内で楽天以外のeSIMを使う場合に(3)の端末では不安です。公式にはうたわれていませんがIIJmioのeSIMで運用している例がWebでは報告されています。IIJmioのeSIMの回線はdocomoから借りているはずなのでBand1が重要です。(3)でIIJmioのeSIMの組み合わせでどうなるのかよくわかりません。ちなみに私の端末は6月頭に届きましたが(2)だったので、将来楽天から乗り換えてこの端末使いまわすこともできそうです。とはいえ1年は無料なのでだいぶ先の話ではありますが・・・。

1.対象製品
「Rakuten Mini」(ナイトブラック / クールホワイト / クリムゾンレッド)

2.対象端末
本件の対象となる「Rakuten Mini」は以下の(1)と(3)の端末です。(2)の「Rakuten Mini」をお持ちのお客様におかれましては、正しい認証番号が表示されていますので、手続きは不要です。お客様のIMEI情報は、端末の「設定」→「端末情報」→「IMEI」からご確認いただけます。

(1)製造番号(IMEI)351676110356708以前の製品
※適合表示(技適マーク)ダウンロードリンク:https://r10.to/hIX8UO

■発生した事象について
海外におけるサービスの改善を目的として、設計に対応周波数帯を追加して認証取得した際に、周波数帯が追加されていない端末にも新しく取得した認証の番号を表示しており、正しい表記ができておりませんでした。

■対応周波数帯
<FDD-LTE>
Band 1 (2.1GHz) / Band 3 (1.8GHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT)
<TD-LTE>
Band 41 (2.5GHz)
<WCDMA>
Band I (2.1GHz) / Band VI (800MHz) / Band XIX (800MHz)
<GSM>
非対応

(2)製造番号(IMEI)351676110356716~351676110680487の製品
※適合表示(技適マーク)のダウンロードの必要はございません。

■発生した事象について
正しい認証番号が表示されています。

■対応周波数帯
<FDD-LTE>
Band 1 (2.1GHz) / Band 3 (1.8GHz) / Band 5 (800MHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT)
<TD-LTE>
Band 38 (2.6GHz) / Band 41 (2.5GHz)
<WCDMA>
Band I (2.1GHz) / Band V (800MHz) / Band VI (800MHz) / Band XIX (800MHz)
<GSM>
非対応

(3)製造番号(IMEI)351676110682491以降の製品
※適合表示(技適マーク)ダウンロードリンク:https://r10.to/hzg2rB

■発生した事象について
海外におけるサービスの改善を目的として海外における周波数帯のカバー率等を勘案して、設計に対応周波数帯を追加した際に、携帯端末において対応可能な周波数帯の数には限りがあることから、一部の周波数等の削除を行いました。しかし、周波数帯の削除に関して認証の取得および正しい認証番号の表記ができておりませんでした。

■対応周波数帯
<FDD-LTE>
Band 3 (1.8GHz) / Band 4 (1.7GHz) / Band 5 (800MHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT)
<TD-LTE>
Band 38 (2.6GHz) / Band 41 (2.5GHz)
<WCDMA>
Band IV (1.7GHz) / Band V (800MHz) / Band VI (800MHz) / Band XIX (800MHz)
<GSM>
非対応


※適合表示(技適マーク)のダウンロードおよび閲覧方法につきましてはこちらからご確認いただけます。
Rakuten Miniをご利用のお客様へ | Rakuten Miniサポート情報 | Rakuten Mini | Rakutenオリジナル | 製品 | 楽天モバイル

まとめ

最後です。Rakutenのアプリを使うと、今接続されている回線が、楽天なのかパートナーなのかわかります。はい、以下自宅でつないだ際の画面キャプチャーです。地図上は楽天エリアに入っていましたが、我が家ではパートナー回線にしかつながりませんでした。いきなり自宅のリモートワークで使い放題の目論見が崩れがっくりです。しかも、緊急事態宣言解除後はあっさりと出社になり、在宅勤務も終わりをつげましたし、マンションネットワークの混雑も緩和されました。

おまけ

私はスマホを良く落とすので裸で運用なんて恐ろしくてできませんし、子供に渡すにしろ乱暴に扱われるのでケースは必須です。以下のケースを買いましたが、本体1円なのでケースの方が高級品という状況です。iPhoneだと100均でケースもガラスカバーも買えてしまうので安く済むのですが、さすがにRakuten mini用は100均に出てこないでしょうから販売台数の少ない端末はその点不利ですね。

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